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グルテンフリーのメリットと続けるコツ

今回の記事では私が6年間継続してきた、グルテンフリーについて書きたいと思います。

 

減量やスタミナ向上などの多くの健康効果があるとされるグルテンフリーに興味はあるけれど、グルテンフリーの食生活はめんどくさそう、大変そうというイメージはありませんか?私も始める前はそうでした。食事からグルテン (小麦たんぱく)を除くと好きな物が食べられなくなってストレスがたまるのでは?というイメージがあります。ですが実際やってみると、パンやラーメン、パスタ、ケーキなどが食べられなくなるわけではなく、継続しておいしい麺類や粉物を楽しむことができることができますし、沢山のメリットがあることがわかりました。

今回は、グルテンフリー歴6年の私が実感した効果と、楽しく続けてきたコツをご紹介します。当記事を読んでいただければ、グルテンフリー生活が意外と簡単に続けられることもわかっていただけると思います。

グルテンフリーは意外と楽しい

グルテンフリーは意外と楽しい

目次

 

 

 

そもそもグルテン・フリーとは?

 

グルテンとは、主に小麦に含まれるたんぱくのことです。グルテンは、アレルゲンの一つであり、アレルギー症状を引き起こしたり、リーキーガット、腸疾患、うつ、不定愁訴、肌荒れ、アトピーなど様々な症状を引き起こすことがわかっています。また、特にアレルギー症状や不調を感じない人でも、グルテンを食生活から取り除くことで、健康増進になったり、引き締まった体になり体重が適正になったり、体の動きが機敏になる効果があると言われています。
食生活からこのグルテンを取り除くことをグルテン・フリーと呼びます。

私は特にグルテンアレルギーはないのですが、グルテン過敏症のパートナーにお付き合いする形で、6年前にグルテンフリーを開始しました。体全体が少しづつ引き締まる感じがし、ランニング中に後ろ姿を仲間が撮影した写真を見た時、以前よりスリムになったことに気づきました。また、精神的にも前向きになれるというプラスの効果も感じました。

 

グルテンフリーは楽しく続けられるダイエット

 

私が6年間続けて実感したのは、グルテンフリーは何かを我慢する事ではなく、つらい修行でもないということです。選ぶ食材を変更する作業になります。

何かを諦める、制限するというのは短期間はできても、何週間、何ヶ月にもわたって続けるのは難しいことだと思います。これが、多くのダイエットの継続が難しい理由のひとつではないでしょうか。

ですが、グルテンフリーの基本は小麦を摂取するという習慣を、別の食材に変えるということになりますので、我慢の連続ということではないのです。少し面倒な感じがすることもありますが、マインド・シフトして考えると新しく食材を見つけていくのは楽しいと思えるようになります。

好きなもの、食べたいものをあきらめるのではなく、その好きな食べたいものが、グルテンフリーの食材でできていればよいのです。例えば小麦のパンの代わりに、米粉やそば粉などのパンを選ぶ、という感じです。最近のグルテンフリーの食品は種類も豊富でおいしいので、言われなければグルテンフリーとは気づかないものも多くあります。グルテンフリーのピザやうどんも、美味しいものが出ています。

 

日本人は米食なのでコスパ的にも有利

 

パン食、パスタなどが主食の欧米人より、米食が習慣の日本人の方が続けやすい環境だと思います。 もともと小麦は欧米から入ってきたものなので、伝統的な日本食のレシピは、天ぷらやトンカツなど小麦が海外から輸入されるようになってから出てきたメニューを除き、基本的にグルテンフリーなものが多いです。ご飯、お味噌汁、焼き魚などを基本としてメニュー組み立て自炊すると自然とグルテンフリーになりますし、コストが余計にかかってしまうという事もないです。
(ただし、外食の場合は、お味噌汁にお麩が入るようであれば入れないようにお店にお願いしたり、麦味噌ではないかどうかなど確認する必要があります。)

伝統的な日本食はグルテンフリーのメニューが豊富

伝統的な日本食はグルテンフリーのメニューが豊富

 

パンやパスタが大好き、という方も多いと思いますが、グルテンフリーの美味しいパスタやパンも沢山出ていますし、グルテン・フリーのパンも自分で焼けます

 

グルテンフリーのレストランも増加

 

日本は外食でも沢山のグルテンフリーの選択肢があります。例えば和食、お寿司。そば粉100%ので作っているお蕎麦屋さんなど。洋食のレストランでも、グルテンフリーに対応してくれるお店は増えています。ピザやパスタがメインのイタリアンのレストランでも、「小麦が食べられないんですが、リゾットなどグルテンフリーのメニューはありますか?」などと事前に聞いてみることで、対応していただける場合もあります。 ベトナム料理などのエスニック料理屋のお店も、米やライスヌードルを主食として扱っているところがほとんどなので、グルテンフリーにしていただける確率はかなり高いです。

お寿司はグルテンフリーと書きましたが、しょうゆに小麦が使われている場合があります。私は、お寿司屋さんいいく時は、グルテンフリーのしょうゆをお弁当用の小さなボトルに入れて持っていきます。持っていない場合は、お寿司をお塩でいただくのもおすすめです。「岩塩はありますか?」などと聞いてみたところ、美味しいヒマラヤソルトなどを出していただけたお店もありました。新鮮な海の幸を、お塩でいただくというのもまた格別な美味しさです。

私は現在アメリカに住んでいるのですが、アメリカのお寿司屋さんの場合、「グルテンフリーのたまり醤油はありますか?」と聞くと、9割以上の確率で対応していただけました。英語では Tamari という名前で、浸透しています。

 

断りづらい「おつきあい」の部分への対策

 

日本でも海外でも難しい部分は、誰かから善意で出されたお食事などをお断りしなければならないときです。私もピンチを何度も経験しました。「美味しいパン買ってきたよー!」と知り合いや友達にお土産をいただいて、お断りするのはかなり心苦しいものです。相手がこちらの喜ぶ顔を見たいのがよく伝わってくるので、「ありがとう!」とまずは嬉しそうに伝えることが大切だと思います。相手の気遣いに対して「ありがとう」とまず感謝する気持ちを伝え、その後で事情を説明するのが大切かなと思います。

また、グループでみんなで何か食べよう、という時に自分だけ遠慮するとか、自分のためだけに別のものを注文してもらうのは心苦しいので、やっぱり、なかなか難しいと思う場面は時々あります。

対策としては、事前にまわりの人に、自分がグルテンフリーダイエットを実施中であることを公言し、会う前に伝えておくのが大切だと思います。

 

グルテンフリーのメリット、効果

 

最初の方にも書きましたが、グルテンフリーダイエットをすると体が軽く感じられ、肌の調子が良くなってきます。身体的なメリットはとても大きいです。

精神状態にも良い影響があるというのも大切なポイントです。これは、グルテンの摂取をやめることで、腸内環境が良くなり、幸せホルモンと言われるセロトニンなどの元となる物質が腸内細菌によって作られるためだといわれています。私が体重を落とせたのは2kgほどなので、驚くほどのダイエット効果とは言えませんが、精神状態が良くなり、頭が冴え、エネルギーが溢れてくる、という精神的なメリットが大きかったのが、続けてこれた理由のような気がします。

 

また、グルテンを避けるようにすることで、自然と体に良いものを選んでいくことになるというメリットもあります。

小麦の多くはポストハーベスト処理がされており、収穫時に大量の化学物質が噴射されているそうです。さらに、現在出回っている小麦の多くは、古代小麦ではなく、より多くを収穫できるように遺伝子操作された小麦なので、グルテンフリーの食生活をすることで、そういった原種から遠い操作された小麦であったり、ポストハーベストに使われた有害物質を食事から除くことになるわけです。

 

体が内側からキレイになっていく、というイメージです。

 

まずは気楽に始めてみよう

 

私のオススメは、「体重を減らそう」とは気負わず、まずは気楽な気持ちで 14日間 小麦粉で作られた食品をやめてみることです。 主食はご飯中心にして、もしどうしてもパンが食べたくなったらグルテンフリーのパン、パスタが食べたくなったらグルテンフリーのパスタにしてみるといいと思います。

家族や友達には、グルテンフリーのダイエットをしていることを伝えたほうがいいと思います。事前に言っておくことで、一緒に食事するときにグルテンフリーの食材やお店を選んでくれるのに協力が得られた方が続けやすいからです。

そして、ぜひ自炊を多めにして、グルテンフリーのレシピを作ってみてください。検索するとたくさんのグルテンフリーのレシピが出てきますし、当ブログでもこれから美味しく簡単に作れるレシピ記事を追加する予定ですので、参考にしていただけたら嬉しいです。

 

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