モテモテ男女倍増計画

アメリカのミネソタから健康、日々のこと、人生を楽しむ方法を配信

コロナによるテレワークで QOL が向上した件

新型コロナウイルスは、経済、社会、健康、私たちの心理面などに大きな影を与えてました。2020年の先進国のGDPは 7% 縮小する見込みと言われていますし、まだ表面化していない健康面の問題も大きい気がします。私の住んでいるアメリカでは、コロナ太りのことを、“quarantine 15” (自粛生活の15ポンド太り) というようです。15ポンドは 7kg くらいです。それってすごく多い・・・。   しかも単に肥満だけの問題ではなく、運動不足で栄養のとりすぎや偏りで成人病リスクが増えているはず。心理的なストレスについては、特に最初の頃は大きかったですよね。コロナのばかやろー!と何度も叫びたくなります。
 
ですが、今日はあえて、プラス面について、書いてみます。
 
目次

睡眠、運動、家族と過ごす時間が増えた

 
自宅勤務に変わって通勤時間がなくなった分時間に余裕ができて、その分を睡眠や運動、家族との時間に使えるので、QOLが向上した、意外に幸せも感じた、という方も実は多いのではないでしょうか?
出かける楽しみがなくなったのは残念ですが、アメリカでもそうですが、多くの国では Stay at Home の間も運動や散歩のための外出はOKでしたし、家でできる事はほぼ限りなくあるので、それほど閉塞感はなかったのではないでしょうか? 私はそうでした。これは性格や環境によるところも大きいかもしれませんが。
 
というのも、私の住むミネソタ州はめちゃめちゃ寒いので、 Stay at Home 命令が出る前からずっと家ごもり生活だったんです。
 
通勤は重装備。摂氏マイナス20度以下でバス通勤って結構きついです。手袋なくしたら凍傷になっちゃうし、家の鍵忘れて家族も留守で家に入れなかったら凍死するだろう・・・。
 
という感じなので、もともと冬の間は外出は最低限 通勤のみ、買い物や外食やレジャーで外出する機会も限られていて。東京のような人混みとは無縁の通勤や買い物でしたが、冬が厳しいがゆえのストレスでした。
なので、コロナテレワークはちょっとラッキーな感じもあったし、レジャーに行けないのは、「冬が延びてしまった」という感覚にも近いものがありました。
 
 
 

自炊で健康的な食生活に

 
アメリカのほとんどの州では、3月下旬からレストランがクローズし、テイクアウトのみとなりました。日本と違って、私の住む地域では質の良いお財布に優しいテイクアウトは少ないので、3月中旬〜6月下旬の今までずっと自炊をしています。
 
自炊の食材はほぼオーガニックにしているので、多分農薬や食品添加物の摂取量がかなり減ったと思います。
 
また、3食作るのはめんどくさいので、一日家にいるのに1日に3食食べるのは多すぎなので、朝はバターコーヒーかココナッツオイル入りコーヒーと野菜ジュースだけにして、ランチと夕食に美味しいもの作って食べる生活にしました。
 
ちなみに参考にしたのはこの本 =>「1日3食をやめなさい!」  
著者は基本的に、朝ご飯は不要、一日一食でも十分と説いています。
 
通勤する場合は、朝抜いてしまうと私の場合お昼前に会社でお腹がグーグー鳴ってしまいカッコ悪いので、なかなか朝食抜けなかったのですが、テレワークの関係で実施できました。
 
また、会社近くでランチする場合、待ち時間が長かったり、ファーストフードで済ませてしまったりということもありがちですが、家にいたら安くて質も悪くないものをささっと食べられます。
 
 

食事のバラエティが増え、コストが減った

 
家ごもり中、おうちごはんを楽しみたい、ということで新しいレシピに色々挑戦した方も多いと思いますが、私もその一人。パンなんて焼くガラではなかったのですが、週末相当ヒマだったので、時間に余裕ができたので、パン作りをスタート。
 
この期間に家でパン作りをする人が増えたのは世界中の傾向だったらしく、アメリカの私の住む地域のスーパーの粉物の棚は連日すっからかんでした。通販でゲットした米粉やそば粉、ひよこ豆の粉などを使ってグルテンフリーのパンを焼き、これが結構美味しくてやみつきに。グルテンフリーのパンは買うと結構な値段ですが、手作りパンだと安上がりというメリットもあり。
 
それに「粉もん」が焼き上がる時の香ばしい良い匂い! なんとも言えない心の癒しになり、幸福感がアップした気がします。
 
お寿司にも初挑戦。手まり寿司作ってみました。かなり形がいびつですが・・・。
 
ちなみに参考にしたのはこちらの本 => 『Sushi At Home

 
イギリスに住む日本人の女性シェフが、外国人に簡単なお寿司の作り方をわかりやすく英語で解説した本ですが、日本人の私が読んでも参考になりました。寿司飯を作るとき、ドライヤーの冷風を使うと便利という秘技もあり。これ、うちわや扇風機よりも酢めしが素速くできるのでおすすめです。
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まとめ買いで買い物時間が短縮できた

 
 
3月下旬以降、我が家では2週間か1週間に一回しかスーパーに行かない生活になりました。
 
6月の今は、当時のようにそんなにスーパーに行くのに神経質にならなくてもいいという気持ちですが、たまにしかスーパーに行かない生活のメリットに気づいてしまったので、我が家ではコロナが終わってもスーパーは週一以下となってます。
 
スーパー行く時は、お客さんの少ない時間帯で、あらかじめ買いものリストを作って持って行き、リストにあるものだけを効率よくパートナーと分担してパパッとカートに入れ、10分以内にお店から出るというルーティン。店舗の滞留時間が長くなればなるほど、予定してなかった物を買う確率が高まるというのがスーパーの掟なので、短時間滞在だと無駄遣いが減りました。
 
最初は食料品のストックを多く持つことがなんとなくイヤだったのですが、結局は自炊をしっかりするので食料品を腐らせて廃棄するような事もなく買い物の時間も節約できるので、これからもずっとこの方法でいいかも? と思っているところです。
 
 

仕事も意外とはかどる

 
ずっと家だと、会社の同僚と無駄話で息抜きする楽しみがないのが残念ですが、その分、パッパとはかどります。不便なのは、ホワイトボードに何か書いてみんなでブレインストームするというのができない点。私は視覚重視だし、外国語で仕事をしているので、完全遠隔はやはりコミュニケーション面で不便を感じます。
 
ただ、テレワークには不便を上回るメリットも。例えば、朝6時とか7時に、仕事の良いアイデアが浮かんだらその勢いですぐ30分くらい仕事して、いったん休憩。コーヒー飲んだり、楽器の練習したり、昼ご飯の下準備をしたりしてから、8時からの電話会議に出るとかもできるので、家事を息抜きに使いながら、仕事の生産性も上がった気がします。
 
怠けても誰も見てないので自己管理が重要ですが。怠けている人は何となくわかりますね。
 
 
 

まとめ

 
コロナで、テレワークで、スローライフを実践しながら労働生産性も上がった気がする。