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ランニング中 オーディオブックを聞くのはおすすめです

ほぼ一年ぶりの更新です。世の中色々起きていますが、私はその後もひき続きアメリカに住み、ひき続き早起きして朝ランしています。
 
3月下旬からコロナの関係で完全に自宅勤務になって、通勤時間が減ったためランニングの量が自然に増えてきました。いつもは音楽を聴きながら走っているのですが、試しにオーディオブックを聴きながら走ってみたところとても良かったのでご紹介します。
 
 

オーディオブックの聞き方

 
(1) CDから iTunes に落として聞く
 
もしかしたら CDというメディアはもう古いのかもしれないですが、私は結構この方法が好きです。図書館で CDになっているオーディオブックを借りて、パソコン iTuneを使ってにダウンロードして、iPhone をパソコンと同期する方法。
いったん iTunesに落としてしまえば、借りたCDをすぐ返しても iTunesは半永久的にいつでも聞けるので。
 
購入したCD版のオーディオブックも、iTuneに落としたあと、ずっと保存ができるという点が好きです。パソコンに何かあっても、CDというバックアップがある安心感。
 
 
(2) オーディオブック用のアプリで聞く
 
専用アプリをスマホにダウンロードすれば、本をダウンロードするのにいちいちパソコンから同期しなくてもいいので、この方法が一番早いですね。日本だと、ヒマラヤというアプリか、アマゾンのオーディブルなどのアプリが一般的にでしょうか。ただ、アプリのダウンロード自体は無料ですが、コンテンツは個別に本を購入するか、読み放題にしたい場合は Subscription Fee (定量課金) がかかります。私はアマゾンのオーディブルを試してみましたが、スピードを調節したり、聞き逃したとき 10秒だけ元に戻したりといった機能が便利でした。1カ月の無料お試し版もあります。
 
  
私はアメリカに住んでいるので、近所の図書館のオーディオブック専用のアプリをダウンロードしています。アプリを開き、図書カードの番号とパスワードを入力し、本を選んで借りれば即聞けます。もちろんアプリもコンテンツも無料。中産階級には厳しいと言われるアメリカの税金を、国税も州税も払ってますからね、せめてこういう公共の無料サービスはぜひ利用させていただきましょうという事で・・・。ネックは、人気の本は順番待ちになってしまうのですぐには聞けない点。公共図書館と言えど、オーディオブックを無制限にコピーしているわけではなく、出版社から購入しているので、数に限りがあるのだと思います。
 
 
(3) 電子書籍をスマホの読み上げ機能で聞く
 
読みたい本のオーディオ版が出ていないとき便利なのこの方法。ちょっと読み方がぎこちない箇所がある場合もありますが、意外と悪くありません。すでに電子書籍で持っている本で、読み切らずに積ん読になっている本などで試してみるのもおすすめです。
 

ランニング中 おすすめオーディオブック

 
視覚を使う読書よりも、聞くという作業ではわたしの場合どうしても聞き落としが出てきてしまうのと、走って疲れてくると聞いているようで聞いていない状態になりやすいので、初めての本を聞くより、以前日本語で読んだ本を英語で聞くのが気に入っています。以前読んだ本なら、騒音や自分の英語力の問題で聞き取れなかった箇所も、記憶でおぎなえるので。
 
今読んでいるのは、村上春樹さんの『走ることについて語るときに僕の語ること』 の英語版、『What I Talk About When I Talk About Running』です。
 
公共の図書館で 13人待ちだったのですが、やっと私の番が回ってきました♡
 
春樹さんの本の順番を待っていた人が私以外にミネソタのある街に12人もいたというのも感慨深いものがあります。
 
走りながら、走ることについて語っている本を聞くとより共感できる感じがします。他の村上春樹作品の英語版もそうですが、英訳がとても良いです。春樹さんの素朴な語り口が英語の文体でもよく表現されている気がするし、文章のスタイルがキュッと締まった筋肉みたいに無駄がなくて、なんかランニングという素材にぴったりなんです。
 
家に帰ってから、本で聞いた内容を確認する作業も楽しいです。不思議なことに、印象的に残った箇所を読むと、オーディオで聞いたとき走りながら見ていた景色がよみがえってきます。特に心を揺さぶられた部分、共感した箇所にその傾向が出る気がします。面白い感覚です。
 
 
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