コスパの良いコーヒーエネマの作り方
以前に究極の腸活法としてご紹介したコーヒーエネマは、まだまだマイナーな健康法で、エネマ専用のオーガニックコーヒーを専用業者から購入する場合が多いと思います。ただ日本では専用の製品は高額なものが多く、私が使用していた ハウの製品も顆状の30回分が19,000円ほどとお高めで、価格的なハードルが高いと感じました。そこで、この記事では、質の良いコーヒーエネマを手に入りやすい材料でコスパ良く自分で作って実践する方法について書きます。
私は数年前アメリカに引っ越してきたとき、こちらでは低価格帯のエネマ用のオーガニックコーヒーが様々なメーカーから販売されていることに気づきました。ブログや YouTube を検察すると、エネマ用コーヒーのほか飲料用のオーガニックコーヒーを利用してエネマを気軽に行っている層も相当数いることがうかがえました。
しかし日本ではまだ「エネマ用コーヒー」などとアマゾンで検索しても現在のところ扱いがなく、検索結果で違う目的のアダルト製品が出てきてしまう場合もあります。でも、日本のスーパーや通販で普通に手に入る飲料用の有機コーヒーを使って、どこでも廉価でコーヒーエネマが可能です。方法について書いていきます。
インスタント・コーヒーを使用する場合
100% 有機のインスタント・コーヒーを用意します。小鍋でカップ2杯 (400cc ) ほどの蒸留水またはミネラルウォーターを沸騰させ、大さじ3杯程度のコーヒーを振り入れよく溶かします。よく溶けたら火を止め、蒸留水またはミネラルウォーターをカップ3杯程度入れます。これでコーヒー液は1リットルになり、温度がお風呂より少し熱いくらいの温度 (42度くらい) に下がります。ただ使用する鍋の性質や気温にもよって違ってきますので、温度は適宜調節してください。最初やや熱めでも、コーヒー液をエネマバッグに移したり、エネマの菅の空気を抜いたりしているうちに人肌程度の温度に下がってきます。実施する時の最適な温度は、体温と同じかやや体温より高めです。
マウントハーゲン オーガニック フェアトレード インスタントコーヒー100g
このような、スーパーで買える有機コーヒーでもできます。
液にひとつまみ程度のヒマラヤピンク岩塩とグルタミンを加える場合もあります。ヒマラヤ岩塩にはデトックスと成長作用があり、グルタミンには整腸作用、免疫の向上、傷の修復作用などがあります。
エネマバッグは通販サイトで購入可能です。
US Amazon ではこのような廉価版も購入できます。(4セット入りで$4.92 なのでかなり経済的。使ってみたところ、ハウの製品より菅がやや太めなのと長めなので若干扱いにくいのですが、慣れれば問題なくなりました。)
コーヒー液をエネマバッグに移し、菅の空気を抜いた状態がこちらです。
コーヒー豆を挽いたものを使用する場合
私は現在アメリカ在住ということもあり、 SA Wilsons というメーカーのエネマ用とうたっている製品を試してみました。100%品質保証のオーガニック・コーヒーであること、カフェイン含有量が高めであること、Palmitic Acid (パルミチン酸)を含むなどが売りとなっています。パルチミン酸は聞きなれない名前ですが、善玉コレステロールを増やして動脈硬化を予防したり、ビタミンAを安定させてシワを抑えるはたらきがあるようです。
有機コーヒーはさまざまなものが販売されていますので、 品質の良さそうなものを選んでください。
むそう オーガニック珈琲・浅煎り 200g
小鍋で蒸留水かカップ3杯程度のミネラルウォーターを沸騰させた後、スプーン3杯ほどのコーヒーを入れ、弱火〜弱めの中火で15分ほど煎じます。濾過してコーヒーかすを取り除いた後、蒸留水かミネラルウォーターを加えてコーヒー液を42度程度に調節します。あとはインスタントコーヒーの場合と同じです。
こちらのサイトも詳しく、参考になります。
初めての方はバスルームがオススメです。コーヒー液を腸内にとどめる時間は12分程度で良いと思い明日。12分で充分デトックス効果が感じられるはずです。
関連図書
ゲルソン療法について
「ガンが食事で治る」という事実―済陽式ガンの食事療法vs星野式ゲルソン療法 (ビタミン文庫)
コーヒー・エネマの入門書