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薬なしで風邪を治す方法

処方薬や市販の薬というものを使わなくなって5年ほどになります。理由の一つは、海外に住むようになって病院に行くのがコストや言語の意味で敷居が高かったからなのですが、もともと日本にいる時もめったに薬は使用していませんでした。それというのは薬の副作用が気になったからと、薬の多くは対症療法を基本としているからです。
 
 

 

薬の目的と副作用の例

 
例えば風邪をひいて病院に行った場合処方される薬の多くは、熱を下げる、咳を鎮める、頭痛を鎮めるなど風邪の諸症状を抑える薬で、風邪の治癒薬ではありません。風邪に対する治癒は私たちの身体に備わっている免疫機能が働いて行ってくれます。薬は症状を抑えるのが主な役割になっています。
 
ただあまりに症状が重すぎる場合は症状を抑える薬が役に立つ場合もあると理解しています。でも症状がそれほど重くない場合、つまり熱がある、咳が出る、鼻水が出る、喉が腫れて痛い程度であれば、これは免疫機能が働き体が有害物質と戦っている作業の一環なので安静にして過ぎ去るのを待つのが得策と言われています。
 
また、薬には多くの場合副作用があります。
 
例えば、鎮痛剤の「イブ」には 次のような副作用の可能性が薬の説明書じたいに書かれています。
 
服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がある
皮膚:発疹・発赤,かゆみ,青あざができる
消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振,胃部不快感,胃痛,口内炎,胸やけ,胃もたれ,胃腸出血,腹痛,下痢,血便
精神神経系:めまい
循環器:動悸
呼吸器:息切れ
その他:目のかすみ,耳なり,むくみ,鼻血,歯ぐきの出血,出血が止まりにくい,出血,背中の痛み,過度の体温低下,からだがだるい
 
 
私は以前、気管支炎で病院で薬を処方されたとき、「この薬は咳を止めるのですが、他の器官の動きも止めてしまうので、気をつけてくださいね。」と言われてびっくりしました。例えば腸管の動きを鈍化させてしまうというのです。咳は止まって欲しいものの、腸の動きが止まってしまっては食べ物の消化ができなくて困ります。不快な症状を集中的にそこだけ絞って抑えるのは難しく、体の別の正常な動きまで影響を与えてしまう薬の副作用の例でした。
 
結局、何らかの炎症が起きているときは、免疫機能が働いている証拠なので、炎症が自然に収まるのを待つのが得策なのだな、と思いました。咳というのも辛いですし、ゴホゴホ言いながら仕事ばに行くのは迷惑なので、つい咳止めを飲みたくなりますが、咳はウイルスを外に出そうとする体の働きなのです。
 
 

薬を使わずに風邪を治す方法【1】

 
「風邪かな?」と思った時の、薬を使わず対処する方法をいくつかご紹介します。 一つ目は、ホットワインで体を温め、合わせてビタミンも補給すること。何と言っても、酒は百薬の長ですから。
 
【作り方】
小鍋にコップ1杯分の赤ワインを入れ、はちみつスプーン一杯、オレンジかレモン汁少々と、と次のスパイスを少量ずつ入れて、熱々に温めて出来上がり。
 
スパイス:シナモン、カルダモン、クローブ、スターアニス
 
スパイスが家になければシナモンかカルダモンだけでもOK。レモンやオレンジがなければ、みかんなどの他の柑橘系でもOK、でも酸味が強いものの方が、よりホットワインらしい味になる気がします。
 
これでしっかり体を温め、うがいもして、暖かくして寝ます。休むのが第一。 ワインがなければ熱々の日本酒 (純米酒がオススメ) を1杯だけ飲んで寝るのもOK!  うがいは、濃いめにいれた緑茶を冷ましたものがオススメです。緑茶には殺菌作用があり、ビタミンCも含んでいるからです。
 
 

薬を使わずに風邪を治す方法【2】

 
2つ目は、ユーカリプスかティートゥリーのハーブ抽出液をお湯に数滴垂らして蒸気を吸引する方法です。
 
ユーカリプスには、喉や鼻の炎症を鎮める効果、抗菌・抗ウイルス効果により風邪の回復を早める効果があると言われています。ティートゥリーも消毒、抗菌効果、去痰効果、抗炎症作用があります。
 

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どんぶりに熱湯をカップ2くらい入れました
このようにボウルかどんぶりに熱湯を注ぎ、ハーブ抽出液を数滴垂らした蒸気を吸い込むと効果があります。さらに、頭にバスタオルをかけ、頭を起点としてたテントのようにしてボウルをすっぽり覆うようにするとより効果的です。ユーカリプスやティートゥリーは刺激がありますので目は閉じておいてください。
 
鼻と喉が通り、爽やかな香りで頭もすっきりします。朝と寝る前、一日2回以上ががオススメです。