モテと健康の追求ブログ、本日のテーマは健康です。
友人に日本のお土産にいただいた「酵素玄米」を数ヶ月試してとても良かったのでご紹介します。(画像は Webからお借りしました。)
メリット 1 酵素発酵でごはんがモチモチになる
メリット 2 毎日ごはんを炊かなくても毎日ホカホカのご飯が食べられる
ご飯を毎回炊く、という一種のストレスから解放され、家に帰ればとりあえずご飯だけは炊けている、というこの快適さ。
この酵素玄米、炊いた日から保温にして5〜6日、保温にしっぱなしで大丈夫です。「そんなに長く置きっぱなしで腐るのでは?」と思われるかもしれませんが、腐りません。発酵しているのです。もちろん変な匂いもしませんし、炊いてから5〜6日、保温状態にしていたご飯を食べてもお腹をこわしません。これって素晴らしい事だと思いませんか?
5〜6日ご飯を炊かなくても、毎日おいしいご飯がすぐに食べられるということなんです。
何が素晴らしいって、お米やお釜を洗う家事の時間が縮小できるじゃありませんか。そして、外食の誘惑から逃れられます。外食は楽しいですが、デメリットは何しろお金がかかるという点に加え、以前の記事にも書きましたが、食材にどんな添加物が入っているかわからない点が不安です。
そもそも、なぜ玄米がいいのか?
1) 完全食である。
2) 植物性食品でありながら、持久力が保て、疲れにくい食品である。
3) デトックス効果もある。
玄米食にぴったりのお米、私のオススメは「ミルキークイーン」です。わりともっちりしたタイプのお米です。これを酵素で発酵させますと、さらにモチモチになります♪
おうちご飯はお財布にも胃にも優しい。 玄米だったら完全食なので、おかずを作る元気がなければ梅干しと海苔でもいいですし。それでもちゃんと栄養が摂れるのです。
I LOVE 酵素玄米 ♥
ほんとうにきちんと栄養が摂れるのか?
最近、糖質オフのダイエットがはやっていますし、玄米だけ食べてて糖質過剰にならないか、タンパク質が不足するのではないかという疑問も出てきますよね。 確かに賛否両論あると思います。こういうのは試してみて自分の身体の声を聞くのが一番良いと思いますが、私の場合は玄米は自分の身体に合っていると思います。
明治時代に東京大学医学部にて研究を行い、のちに宮内庁御用掛となり、また、日本で温泉療法を確立したことで有名なドイツ人医師のベルツ博士が、当時、車として利用していた人力車の車夫を使った実験について聞いたことがあるかたもいらっしゃると思います。
ストーリーはこんな感じです。 ベルツ博士は観光のため人力車を利用し、東京から日光へ向かいました。
道中約110キロほどの道のりで、ベルツは80キロを超える巨体の持ち主。馬であれば、14時間かかるところを、この人力車の車夫は一人で、10時間程度で到着してしまったそうです。しかも、この車夫の弁当は、質素な野菜中心の弁当でした。
当時、栄養学といえば、「近代栄養学の父」と言われるドイツ人のフォイト博士の「動物性たんぱく質至上主義」のような考え方が主流で、その考えに従うなら、この車夫に動物性たんぱく質をたくさん食べさせることで、もっと強くなり、早く走れるのではないかと思い、ベルツは実験を試みました。
実験は2人の車夫を使い、動物性たんぱく質中心の食事を与え、3週間人力車を引く実験をしてもらいました。しかし、車夫は実験3日目でパフォーマンスが落ち、「体が重くて走れない。元の食事に戻してほしい」と懇願し、質素な野菜中心の弁当に戻したところ、また元の通り元気になったということです。ベルツ博士が出した結論は、フォイト式栄養学が世界中の万人に当てはまるわけではなく、その土地の人に合った食生活というものがあり、日本人には菜食が適しているというものだったそうです。
現在流行している糖質オフダイエット、原始人ダイエットは、私的には低糖症を予防する意味で有効だと思いますが、やはり欧米から来ているということもありますので、日本人の私としては取り入れ方を少し慎重にして様子を見たいところです。
玄米は万人にいつも合うとは限らない
これも自分と自分のまわりの体験談になりますが、玄米がいくら良いと言っても、場合によっては体質に合わない場合もあるように思います。例えば、私の両親に以前すすめたところ、「消化に時間がかかるような気がして食が進まない。白米のほうが楽に食べられる」と言っていました。年配の人の場合は、毎日玄米というのは消化に時間がかかってしまいしんどいということもあると思いました。
また、血液型によって合う食品、合わない食品があるとも言われています。
さらに、身体の状態によって合ってたものが合わなくなる、また逆もあるように思います。私の場合、日本で玄米を何年も愛用してきた後にシンガポールに引っ越した直後、なぜかある日から玄米が食べたくなくなり、朝食には、のどごしの良いパパイヤやスイカなど果物ばかり食べるようになっていました。そしてランチにはキュウリやアボガド、トマトをたっぷり入れたサラダを持って行きモリモリ食べてました。あとで考えてみますと、熱帯のシンガポールに移ってきた直後、暑さで消化能力が落ちたのが原因だったのではないかと思います。プラス、通勤中や運動による汗でミネラルが失われ不足し、それらを多く含む果物や野菜を身体が欲していたように思います。しばらくして身体が暑さに慣れ、消化機能も回復してからは、玄米も再び食べられるようになりました。
万人の身体に良い決定打ではないかもしれませんし、あくまで身体のコンディションに合わせて、ということになりますね。
余談
こちら、シンガポールからアメリカに引っ越しきた私の典型的なアメリカでの平日の朝食です。すごい和風。和魂洋才。(← なんのこっちゃ。)
最初の頃は彼の作ってくれる玄米パンのトーストと卵を食べていましたが、やはりご飯とお味噌汁に回帰しました。幸いお豆腐、ワカメ、青ネギなどはミネソタでも手に入ります。お味噌や梅干しは母の手作りを、だしは「だしパック」を日本から持参しました。 長いこと日本人やってますと「かつおだし」や昆布、味噌などの「うまみ」を味覚に感じることなく日々を過ごしていると突然欲求不満になっちゃうんです。 大阪で再会したお友達が持たせてくれた昆布のつくだ煮もとても重宝しています。美味しいです。ありがとう Yちゃん♪