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小麦は毒か?

モテと健康の追求ブログ、本日のテーマは健康です。
 
グルテン・フリーにすると痩せるとか、小麦の問題を耳にされたことがあると思います。 グルテンについては、グルテンフリーを実践して劇的にパフォーマンスを改善した、テニスのジョコビッチ選手が有名ですね。一体どういうメカニズムなのでしょうか。小麦やグルテンのアレルギーではない方でも、ちょっとお付き合いいただけると幸いです。私が今回読んだ本はこちらです。→
 

目次

小麦の中味は?
現代小麦
大量消費
小麦と腸
小麦と肥満
小麦と糖尿病
小麦の脳への影響 ①
小麦の脳への影響 ②アルツハイマー認知症
小麦と心臓病小麦とニキビ
さあ、小麦切除術に踏み切ろう!
<番外編その1> 小麦が毒であるもう一つの理由 (プレ・ハーベスト)
<番外編その2> 小麦のポスト・ハーベスト問題
<番外編その3> アメリカの「小麦戦略」と日本食の欧米化
 
 

「小麦」には秘密がある

この本では、穀物、特にグルテンは脳に「毒」であるという研究を紹介しています。小麦を食べるたびに血糖値が上がり、グルテンが脳にも炎症を起こして記憶中枢部分が縮む、それが初期の段階では物忘れ、進行していくとアルツハイマー病やパーキンソン病などにつながっていくといいます。
 
また、グルテンアレルギーや小麦に敏感ではなかったとしても、アメリカからの輸入小麦には注意が必要なようです。小麦にかけられるグリフォサート*の量の増加には、セリアック病やグルテン不耐症との密接な相関関係がみられるからとのです。
 
*グリフォサートとは、アメリカの小麦栽培の工程のひとつとして行われている収穫間際に除草剤を作業で使われる農薬のこと。収穫の数日前に小麦畑を除草剤で浸すと、小麦が毒で死ぬ前に青色吐息でよりおおくの子孫を放出するため、より多くの収穫が得られる。アメリカ内の非有機小麦のほとんどはそれに汚染されている。
 

精神疾患との関係

小麦はさまざまな精神疾患とも広く関係していることが分かってきたそうです。小麦を抜いた食事にすると、その症状が急に収まったり改善したりする事例が出ているそうです。
 
自閉症も、腸の健康と食事、症状との間に関連性が明らかになりつつあるもう一つの疾患で、研究や事例証拠では、グルテンの摂取と腸の健康が症状の度合いと関係があることが報告されているそうです。食事からグルテンを除去することで、自閉症の子供たちの症状にも改善が見られるとのこと。
 
全部はご紹介しませんが、目次にあるように、ニキビなどの肌への影響やうつなど脳への影響についても書かれています。
 

私の人体実験の結果

私はジョコビッチ選手のグルテンフリーに関する本を読んで触発され、一年ほど前にグルテンフリー生活をスタートしました。
 
グルテンフリー生活の継続によって、なんとなく身体が軽く感じるようになり、体重は2キロほど落ちました。もともとジョギングを習慣にしていたこともあり太ってはいなかったのですが、引き締まった感じがしました。まわりの人にも「前よりスラッとしたね」と言われました。自分では「身体が軽い」「かろやかな気分」「身体が敏捷になる」、そんな感覚がとても心地よいです。
 
またこの本を読んで、小麦による血糖値の急激な上昇を抑制できることが関係していることがわかりましたが、さらに、収穫前の農薬やアメリカの日本に対する小麦戦略など、あまりおおっぴらになっていない小麦の隠されていた秘密を知る事で、ますます小麦に対する食指が萎えました。
 
2週間試して身体と心の変化を実感してみていただきたいと思います。