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果糖のとりすぎに注意

モテと健康の追求ブログ、本日のテーマは健康です。
 
今日はジョギング後、公園のカフェでにんじんとリンゴのミックスの「しぼりたてジュース」注文したのですが、妙に甘過ぎましてシロップが入っていることに気づきました。しまった、 "No Syrup, please (シロップ抜きで)" で注文すべきでした。甘すぎて飲みにくい、美味しくないというのもあるのですが、「シロップ」というヤツがくせものだからです。
 

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フルーツに含まれる果糖と加工された果糖

シロップと呼ばれるあの透明な甘いものは、異仮性糖 (高フルクトースコーンシロップ)であることがほとんど。 それは何かといいますと、「デンプンを酵素又は酸により加水分解して得られた、主としてブドウ糖からなる糖液(コーンシロップ)を、酵素又はアルカリにより異性化した果糖又はブドウ糖を主成分とする糖のこと。デンプンはブドウ糖から構成されているが、ブドウ糖をより甘味の強い果糖に異性化させることによって甘味をより強めることができる。トウモロコシやジャガイモ、あるいはサツマイモなどのデンプン(それぞれコーンスターチ、馬鈴薯澱粉、甘藷澱粉の懸濁液)を酵素で糖化させた後、含まれるブドウ糖の一部を別の酵素で果糖に異性化させたものである。 甘さをショ糖と同等に調整した果糖分55 %、ブドウ糖分42 %の製品(アメリカではHFCS 55)がソフトドリンクなどに使用されるなど、最も普及している。」 (出典1 - Wikipedia)
 
 
EUでは、製糖業の保護のために生産割り当てが行われているため、EU諸国における異性化糖の占める割合は多くて 5 % 以下だそうですが、アメリカでは糖類の需要の50%が、この異仮性糖。そして、清涼飲料水や食品となり世界各国に輸出されています。つまり日本やシンガポールにも沢山入ってきているはずです。
 
「異性化糖」は砂糖より安いから工業的に普及している、また原料となっているコーンがアメリカの遺伝子組み替え(GMO) されたトウモロコシである可能性が高いようですです。 遺伝子組み換え農産物のリスクは、いろいろ言われていますが、腸内環境を乱すためです。(この件については後日書きます。)
 

フルーツから摂る果糖なら問題ないか

遺伝子組み換えではない果物の中にある果糖の方が「異性化糖」より安心ですが、これも摂りすぎはNGのようです。 果糖は病原性の腸内細菌のエサになり、それによって健康な腸内環境のバランスが崩れるそうです。(出典2)  さらに。。。
 
果糖は肝臓にとって巨大な負荷だ。肝臓は果糖を他の分子に変えるために多くのエネルギーを使うことを余儀なくされ、他の機能に使うエネルギーが残らないというリスクを負う
 
果糖はそもそも果物の中に自然に存在するのだが、実は現代人が消費する果糖の大部分は、加工食品から摂取している。もちろん洞穴に住んでいた祖先たちも果物を食べていた。だがそれは果物がとれる一定時期の話だ。人間の身体は、現在、浴びるほど食べている大量の果糖を処理できるほどにはまだ進化していない。実際に自然の果物は比較的糖分が少ない。
出典2
 

果糖とアルツハイマー病の相関関係

以前何かの番組で「南国フルーツを食べ過ぎるのはアルツハイマーとの関連からおすすめできない」というのを聞いたことがあります。私、シンガポールに引っ越してきてから、マンゴーやドリアン、生のパイナップルなど日本ではお高めなフルーツが安く手に入るし美味しいので嬉しくてよく食べていたのでぎょっとしました。考えてみるとマンゴーやドリアンなどの南国フルーツはリンゴなどに比べ糖度が高めなので果糖を摂りすぎてしまうということだと思います。 

 
シンガポールのフルーツ、ホントに美味しいんですが・・・ひかえめにいただこうと思います (^ ^)
 
 
 
出典1 ウィキペディア