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走るだけで頭が良くなる!?

走ると気分がスッキリするし、免疫力の向上や筋力強化など身体に良いのはご存知と思いますが、なんと脳の働きを活発化させ脳細胞を増やす働きもあるそうです。しばらくジョギングを趣味としてきた私ですが、この本を読むまで脳への影響はよく知りませんでした。 
 
スロージョギングの効能を紹介している、こちらの本です。
 
 

仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング
 

目次

序章:走れば頭がよくなる
1章:仕事の効率が上がる具体例
2章:毎日15〜30分、自分のペースで走る
3章:走ることが脳に効く最新脳科学的エビデンス
4章:スロージョギング体への効能
5章:さらに仕事ができるようになる!
おわりに
 

走ることで気持ち良くなるのは

脳の即座核が働き、即座核が働くと副側被蓋野が働いて、ドーパミンを分泌し、前頭前野、運動前野、運動野、海馬がよく働くようになり、記憶力が増して長く走り続けられるようになるそうです。
 
何歳からはじめても脳機能が向上する
世界中でたくさんの脳機能の実験が行われ、現在では「走ることで脳の機能が向上する」だけでなく、「脳の構造が変化し、神経細胞の数が増える」ことまでもが証明されているそうです。ふーむ、いいですね。
 
計画性をつかさどる前頭前野も活発化するので、 著者はあらすじを考えたり、プレゼンにどんな話を盛り込むかを考えるときにも、走りながら考えることで、座って考えるよりスムーズにアイデアがでてくるそうです。
 
またワーキングメモリー、すなわち脳の46野を鍛えると、コンピューターのメモリを増設したときのように、一度記憶し、取り扱える容量が大きくなるので、たくさんの情報を取り扱うことができるようになるそうです。→ メモリ、頭に買い足したいくらいだったので、これは朗報です。
 
3週間続ければ、必ず効果が現れると著者は断言しています。
 
 

速いペースと比べたメリット

スロージョギングでは主として遅筋(収縮は遅いが、持久力にすぐれた筋肉)を使うため、乳酸が溜まりにくい事が知られています。つまり、疲れや痛みをともなわずに持久力を鍛えることができます。さらに遅筋が鍛えられることで最大酸素摂取量が増加し、脳の容積を増加するだけでなく、長時間運動を続けられる、いわゆる持久力が強化された体になります。
 

これを読めば走りたくなる

全ては紹介しませんが、その他にも様々な事例や、脳機能にかぎらずスロージョギングの様々なメリットが書かれています。 人は報酬系を刺激された方が、恐怖訴求をされるより行動のモチベーションになりやすいと言われますが、この本を読むとまさにそこが刺激されます。
 
しかも、ゆっくりでもいい、というのがいいです。私もどんどん走って頭が良くなるかどうか人体実験してみようと思います。

 


仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング